【ARYA:ひとりごと】
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2001.11.03
『僕を封じるには』

ファンケルの通販におまけで入っていた、ジェル・クッションのアイマスク。
これを暖めて目の上にのせて眠ると、気持ちよくぐっすり眠れるんだ。1日モニタを見続けていた日なんかは、とくにいい具合。

ゆいの話では、僕は仰向けで両手を前に組み、すごくお行儀よく寝てるらしいんだ。
ところが、ジェルが冷めた頃を見計らってアイマスクをはずした途端、僕は呪文が解けたかのようにいきなりうぐぐっと動き出し、いつものようにいろんな格好で寝だした、と。
ゆいは思ったらしい。「このアイマスクには、キョンシーの動きを封じるお札のような役目があるに違いない」

推測は見事に的中。それから、何度も寝る時にアイマスクを使ったけど、アイマスクをつけている限り、僕は非常におとなしく寝ているそうだ。

昨夜、熱が出た。寝苦しくて、僕はベッドの上でのたうち回るように暴れていた。ゆいが、熱冷ましシートを僕のおでこに貼ってくれた。ピタッと動きが止まったらしい。「……。顔になにか貼りつけてあればいいのね」

僕に呪文はいらないらしい。

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