もし、金があって暇づくしみたいな夏だとしたら、全国の主要花火大会をはしごしたい!と思うくらい花火好きなオイラ。
ということで、毎年3カ所は花火大会見物をするのが、夏のお約束。
夏の花火シーズンのスタートは、地元「足立の花火大会」。演出や構成が凝っていて、シーズンのスタートにはぴったり。ここ数年、音楽に合わせて花火を打ち上げる「花火リュージョン」があるんです。はじまった頃は寒い企画だったんですけどね(笑)今年はバッチリ音と合っていて拍手でした。花火が打ち上がって爆発音が鳴る瞬間を音に合わせているんですね。コンピュータ制御の成せる技です。色葉落入り銀冠のフィナーレで満足の拍手でした。
隅田川花火大会は、2つの会場で打ち上がるのですが、僕らは第1会場側で観ます。
第1会場の方がスタートが早いのと、煙火店10社による花火コンクールが楽しめるから。20発という制限の中で新作花火や凝った構成を観ることができる技の競演が贅沢です。今年は色のバリエーションの豊富さが目についた。シアン、ウルトラマリンディープ、マンダリン、レモンイエロー、メロングリーンという微妙な色合いが美しく出ていた。また、ジュッという天ぷらを揚げるような音のする花火が大きく2重の円で見せる花火が新しかった。
江戸川は、趣の違う8つのテーマで構成されたイベント花火と、その合間に大玉が打ち上がるというシンプルな構成。オープニングの5秒間で1200発が10カ所から打ち上がるというスケールの大きさ。大玉は広がる時の尾の引き方が美しく、広がるスピードのイージングがいい具合。すごくクオリティの高い玉って感じでした。打上業者は、宗家花火「鍵屋」さん。「た〜まや〜」と叫んでいるヤツもけっこういたけど、「かぎやだろ!」とゆいとブツブツ言ってしまいました。フィナーレもスケールがでかく、視界いっぱいに降り注ぐ冠の金粉がすごい立体感で、宇宙にいるかのようでした。
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