花火フリークの僕が毎年足を運ぶ、隅田川、足立、東京湾の花火大会。例年ラストが東京湾だったのですが、今年は沖縄サミットの影響で隅田川がラストに。
そしてラストの花火大会が終わると、僕にとっては夏の終わり。沖縄サミットのおかげで、今年はいつもよりも夏を長く感じることができました。

花火は、打ち上げ地点の近くに陣取って、視界いっぱい恐いくらいに広がったのを観るのが好き。それくらいの近さで観ると、爆発して広がる光の粒が立体的にこっちに迫ってくるんです。「スターウォーズ」を最前列の席で観ているような感覚ですね。隅田川の場合、風向きによっては燃えかすが降ってきたり火薬臭かったりして、映画よりはリアルなスリルが味わえちゃうんだけどね。

今年観た３つの中で、構成や演出が一番よかったのは足立の花火大会でした。２カ所ある打ち上げポイントから同時に打ち上げることで、奥行きのある花火空間を作りあげてました。荒川の河川敷の広さを有効に使ってますね。ほかの２つの会場ではできない芸当でした。
発射のタイミングをこれだけ演出できるっていうのは、コンピュータ制御の成せる技だし、花火自体もハイテクになってきてるよね。ピンクやイエローといったパステル系の色とか、ハムシの群れみたいに気持ち悪い動きをするもの、長い髪のように垂直に垂れ下がるものなど、カタチや動きや色が年々開発されていきます。
考えてみれば、世界が列強を競い合って大砲の弾を作っていた時代に、日本は火薬を美しく散らす芸術を作っていたんだよね。いろんな意味でスゴイことだ。

隅田川が終わった後、弟のTOSHIがDJをやるハウス・パーティに顔出しました。
兄はダンサーで弟はDJ、それぞれ本業はあるんだけど、手塚の血はそっち方面に向いてるんだね。でも会場でTOSHIから紹介してもらった人ことごとくが、「似てなーい！」を連発。昔はすごく似ていた時期もあったんだけどなぁ。
TOSHIがリーダーしているDJチームは、HIP-HIPやHOUSE、2STEP、SOULといろんなジャンルをフォローするメンバーが揃ってるんで、今度僕がイベントに出る時には、選曲やトラック作りに協力してもらおっと（^^）

そして夏も終わったんで、今日は髪も切ってスッキリ。ついでに眉も整えてもらったんだけど、削った跡が日焼けしてなくて、ゲゲッ！って状態（^^;