実は、久しぶりの風邪です。
仕事面から言えば、いつ風邪ひいても潰瘍になってもおかしくない状況なんだけど、最近までダンスのイベントが立て続いていたから、風邪ひかないように毎日うがいを欠かさなかったりビタミンC摂ったりした甲斐もあって、風邪でダウンすることがなかったんです。まぁ、風邪っぽくなることはあっても、寸止めで済んでたのね。
でも、仕事がやたら建て込んでいて、SUGUYAのダンスイベントがいろいろあるにも関わらずダンサーとして参加できない状況になってしまって、気がゆるんだのかな、モロに風邪にやられてしまいました。ぐすん。
あ、咽が痛いなヤベーと思ったら、次の日から関節が痛くなって咳が止まらなくて。
体調が悪いと、いろんなものに対するモチベーションが急降下してしまい、「勝手にやれば?俺は知らん。」って投げやり気分に。そんな中で、連日<とにかく<明日まで>の作業をやっつけていくのがしんどかったぁ。仕事ばかりでなくダンスの方も、水曜日夜のSUGUYAクラスをイベント直前のチーム練習と出張以外の理由で休むなんて、相当なもんよ。
数日間「寛大な手塚さん」じゃない手塚さんになってましたね。そのせいでちょっとしたトラブルもあったけど、ヒミツ(^^;
夜になると、吐きそうになるくらい咳が出て、なかなか眠れないイライラもあったんだろうね。
医者に行く余裕もなかったんで、売薬をいろいろ試してみたんだけど、どれも全然効かない。うそつきな売薬めっ。風邪の症状全般に効くなんて、ほとんど効かないのと同じじゃん。
どんどん弱ってヒクツになっていくオイラを見かねて、ゆいが漢方薬を買ってきてくれたのでした。
クスリに即効性を求めてしまう性格だから、ゆっくり効いてくるような漢方にはあんまり期待してなかったんだよね。でも飲んだ次の日から、確実に症状が改善に向かっていったの。いきなり治った訳じゃないんだけど、徐々に咳も治まってきて。
今まで存在を気にかけてなかったんだけど、自宅のすぐ近くに漢方薬屋さんがあるんです。
その漢方薬屋さんに、ゆいが症状を話して出してもらった「麦門冬湯」と「半夏厚朴湯」というおクスリ。効くと分かってから自分で足を運んで行ってみると、すごく親切に症状やクスリについて話に乗ってくれるんだよね。ガツガツ商売してる感じでないのが気に入りました!
漢方ってのは、一応食間と食前に飲むよう指示されているけど、指示通りでなくても咳がひどく出て辛い時に飲んでOKなんだそうです。そしてカラダがそのクスリを必要としなかったり症状とマッチしていない場合は、喉ごしが悪くなるので、そうなったら別のクスリと飲み方を変えましょうって。なんか、自然の恩恵と東洋医学の叡知を感じましたね。
…知ってしまうと試してみたくなるのが僕という人間。
2日間だけ、咳が激しくなる度にクスリを飲んで、それがまた良かったみたいでにっこり。漢方でなかったら、胃がムカついたりいろんな副作用がありそうだよね。
僕がゲホゲホしていた時、なんでこんな時期に風邪ひいてんの?って言われたもんですが、この咳風邪が今流行ってきているみたいですね。
みなさん、漢方、おススメです。
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