今年もMACWORLD EXPOに便乗して、幕張のホテルですごす<幕張バカンス>。
毎年の恒例行事になっているんだけど、会社員らしく週末を休むというごく当たり前のスケジュールを確保するのに、毎年すごく苦労しちゃうのは何故?
年明けから突っ走ってヘロヘロになるこの時期、会社や家から離れて2、3日過ごすのって、ほんと救われるよ。
今年のホテルは数年ぶりにザ・マンハッタン。細部に至るまでやたらデコラティブな作りが、マダム心もご満悦なホテルです。
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展示されてるPowerBookG4。
もうすぐ俺のモノになるんだよ…。 |
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肝心のMACWORLD EXPOは、Macな世界に昔ほどの情熱もなく、Apple Storeに注文したPowerBookG4がいまだに届かないいじけた気分もあって、ササッとみる程度で済ませちゃった。
お花柄のiMacもなんだかねぇ。シネマディスプレイは変わらず憧れの対象だけどさ。カタチから入るミーハーなデザイナー3種の神器は、シネマディスプレイ、アーロンチェア、バウハウスのステンレス製灰皿ってところ?なんてMacの世界からついつい頭が離れちゃうしね。
それだけコンピュータやアプリの性能に対して、現状大きな不満を感じていないってことなんだろうね。新しいハードやアプリのことより、それを使って作り出すクリエイティブ・ワーク、ライフスタイルの方に強い関心があるし。
それと、インターネットでいつでも情報を集めることができる今、大規模な展示会の意味って何だろう?って思っちゃうね。
EXPOへのテンションが低い分、オフィスビル以外なにもなかった幕張にOPENしたアウトレットモール「ガーデンウォ〜ク幕張」とフランスから上陸した巨大ショッピングセンター「カルフール」にたっぷり時間をとっちゃった。
「ガーデンウォ〜ク幕張」では、安さの誘惑につい取り込まれてしまいました(^^;
GETしたのは、FrancFrancの小型マウスパッド、NIKEのダンス用カーゴパンツ、EDWINのワイド・ブラックジーンズ(なんと1000円)、モンベルのカードケース、
somethingの袖なしカットソーパーカー(ゆい)、そしてゆいが誕生日プレゼントにと買ってくれたBOYCOTのセーターとウォレット。
話題の「カルフール」は、中に入るといきなりユニクロが!きゃ〜(
^^; さすがにここまで来てユニクロでもないだろうと避けて通り、スーパー・エリアへ。
スペースの広大さと陳列棚に整然と並んだ商品の量(種類はそうない)には圧倒されました。棚と棚の間に、自動車1台通れるくらい空間があるんだもん。いやぁ、なんかカルチャー・ショックを受けましたね。
ある程度ごちゃっとした店内のつくりが、日本のスーパーの馴染み易さになっているから、カルフールのこの雰囲気ってどうよ?って思いますが、カートを押しながら買い物するジモチーを見ていると、慣れてしまえば異文化な雰囲気も日常になっちゃうのねー、って思いました。
あと舞浜に移動してイクスピアリにも行ってきました。
迷路のような作りが面白いね。ブラブラと歩き回るにはいいけど、買い物の目的があって行くとなると、ちょっとめんどいかな。
ここでは、僕、はじめてのゴディバ体験をしたのでした。ゴディバのチョコって、もらったことはあっても自分で買ったことってなかったんだ。高級ケーキショップみたいな感じでチョコを買うのって新鮮でした。
ここにはいろんな雑貨屋さんがあって、けっこう楽しく時間を過ごせました。ロッキーホラーショーのステッカーなんて買っちゃったし、僕がサイトを作ったESTEBANのお香も買ったりして。ただ、イクスピアリに入っている食事するところってどこも高すぎ!
夕方になって歩き回るのも疲れたので、シネマコンプレックスで北野武の「Brother」を観てきました。
お台場のシネマメディアージュもそうだけど、こういうスポットにある映画館ってガラガラなんだよね。映画以外のお楽しみがたくさんあるから仕方ないのかな。
「Brother」は、北野お得意のストイックな暴力描写と男の世界に、人種の違いやカルチャー・ギャップを織り交ぜた野心作でしたね。どんどん映画の作り方が研ぎ澄まされていって、ブレッソンの映画みたくなってきた。ヨージ・ヤマモトのスーツが、<堅気じゃないクールさ>でたけしをはじめとした日本人ヤクザを引き立ててたよ。
と、年末以来極端に娯楽が少なかった生活の恨みをはらすかのように、仕事を一切しないで遊んだ3日間でした。マンハッタンの朝食に出てきた和定食の梅干しがおいしかったなぁ(^^)ああ、もうすっかりMacから頭が離れてる。
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