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EURO TRASH 1999-05-14

一般人には、映画「フィフス・エレメント」やマドンナのステージ衣装デザインで知られるジャン・ポール・ゴルチェ。そのゴルチェが司会をやっているというバラエティ番組の存在を知ったのは、「STUDIO VOICE」だったかその系統の雑誌だった気がする。
英国映画界を復興させたチャンネル4(という局の名前ね)でオンエアされている、フェティッシュでゲイ・テイスト丸出しのカルトな番組らしいんだよね。そんな思わせぶりな紹介記事を読んでしまうと、なぜにこの日本でその番組を目にできないのか?って思うじゃん。
ゴルチェ・ファンとしてだけじゃなく、ヘンなもの好きな僕としては、そのバラエティ番組を1度は観ておきたい!と思うのは当然でしょう。

そしてついに、都内某所でその番組が観られるイベントが開かれる、という情報が舞い込んできた。
会場がオープンする時間に某君と待ち合わせ。しかし、会場には人気がない。スタッフらしき人に聞いてみると、どうやら某君が調べてくれた情報よりも1時間遅くオープンするらしく、しかも目当てのゴルチェの番組を流すのが23:30と01:30というではないですか。そ、それじゃ、帰れん(^^; でも仕方ない、カプセル・ホテルにでも泊まればいいだろう。この機会を逃す方がもったいない!
だいたい、見逃してはなるものかとオープン時間早々に行こうとした僕らがバカだった。金曜の夜のクラブだもん。そんな早い時間から賑わう訳ないじゃん(^^;

仕方ないから、食事したり飲みに行ったりして時間をつぶし、23:00に会場へ。みんなゴルゴルした格好をしているのかと思ったけど、そうでもありませんでした。

23:30近くになって、プロジェクターでジョージ・マイケルのビデオクリップが流れ始め、ちょっと受けました。あはは。いかにもだぁ!
そして始まった「EURO TRASH」の番組タイトル。おお!こりゃまるで「モンティ・パイソン」のオープニング・アニメのパロディみたいなビジュアルじゃん!期待が膨らみます。
そこへ司会が登場。この「EURO TRASH」という番組について簡単な説明の後、いきなり「女性も射精ができる」という話題になって、この「EURO TRASH」でそのネタを紹介しているコーナーが流されました。
う〜む。これは確かに日本じゃオンエアできないかもしれんなー(^^; ノリは本当に「モンティ・パイソン」っぽいキャッチーな雰囲気なんだけどねー。人間っていろんなことしている人がいるのだぁーってネタが満載の番組らしいので、ビデオでいいからリリースしてくれりゃあいいのにな。
で、女性のラヴ・ジュースをいっぱい出す方法(しかもそれを使ってアートする人の紹介)のコーナー(5分くらいかな)が終わったら、いきなり「続きはまた後で〜!」だって。
え?たったこれだけ?ちょっと唖然の僕ら。肝心のゴルチェが画面に出てきて司会をしている映像はどーしたんだよ、をい(^^;
でも、ここで急げば電車で帰れるぞ。某君は悔しいから1:30のを観てやる、と言ってましたが、僕はそこで会場を後にしました。なんか釈然としないぞー!

まぁいいか、「EURO TRASH」という番組タイトルが分かったから…(なんか負け惜しみ)。いつかフルでこの番組が観られる機会はあるのかなぁ。



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