Diary
 DANCE DREAM
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(写真上)今回のオープニング。真中で銃を構えているのが坂ちゃんで右側が僕。(写真下左)僕のソロパート。(写真下右)右側で側転しているのが僕。この歳になって初めての側転でした。ちなみに衣装ですが、パンツはGAPで全員お揃い。コートはゴルチエ・オム・オブジェです。

SUGUYA師匠がオーガナイズする横浜ベイホールでのイベント第2弾「DANCE DREAM」。僕のチームNEXUSは、ここで2度目のステージを披露したのでした。
出場までのいきさつは、Diary「NEXUSふたたび」(99-11-20)を読んでもらうとして、ステージを終えた今の感想を書き留めておきます。

ステージ写真を見てもらえば一目で分かる通り、今回のパフォーマンス・コンセプトは「マトリックス」。全員黒ずくめで、さらに僕とZOEはコートとサングラスでNEO気分(笑)
なんで「マトリックス」かと言うとね…
基本的な振りは前回と変わらないんだけど、前半の曲を変えて、オープニング部分は大幅に変えようってことになったんですよ。どんな曲がいいのか迷っていた時、SUGUYAさんが2枚のCDを借してくれて、そのうちの1枚が、今回「侍」のパフォーマンスでも使っていた「イベント・ホライズン」って映画のサントラ。この映画は大好きだし、イメージしていた曲調に近かったんだけど、「侍」と同じソースを使うなんて畏れ多くてできないし、リズムが早くてHOUSEじゃないと踊れないんじゃないかぁ?って思えて、映画のサントラから選曲するというアイデアだけもらうことにしました。そして選んだ曲が「マトリックス」のサントラだったんです。
「マトリックス」の曲を使うことに決まったら、オープニングの雰囲気はサクサクと決まっちゃいました。もう、これしかないでしょう!って感じで。
僕とZOEが側転して左右に分かれ、そこにJUMPして3人が入ってくるタイミングをとるのが大変だったけど、本番ではバッチリ合ってて、ほっ。

本番は、2度目といえどすごく緊張しちゃいました。出番直前というより、ステージに上がって、音が流れはじめてからあがってしまって(^^; だから、ビデオで出だしの自分の動きを見ると、すごく堅いの(^^;
でも、センターで銃を構え立ち去っていくばんちゃんの動きがやけにサマになっていたので、もうすべてOK!って感じ。
ちなみにあの銃は、「マトリックス」でキアヌが使っていたのと同じモデル(ベレッタ/センチュリオン)を、ゆいの友人のライムさんから借してもらったのでした。こだわりです(^^)
こだわりといえば、衣装コンセプトは「マトリックス」なんだけど、雰囲気は<フランス映画に出てくる悪人>をイメージしました。リュック・ベッソン風ってやつですか。オトナの男の雰囲気を出したかったんです。

緊張するのは、いい意味でテンションをあげることにもなります。でも、僕の場合は膝がガクガクだったんですよ。
僕とZOEが最後にHOUSEでからむ部分があって、思っていた以上に揃っていて評判も良かったんだけど、片足で立つとこでふらついちゃって。シフトも足を伸ばしきれてなかったし。頭真っ白だったもんなぁ。
僕個人としては、1週間前の練習の方が全体の動きに切れがあったかもしれません。本番では70%の力が出せれば御の字と言われていますが、フルパワーじゃなかった分、かえって力が抜けてみえて良かったかもしれないな。何度もビデオを観返してみると、まだまだ身体の使い方が堅いなぁって反省&めらめら闘志がわいてきました。

メンバーのテリーは、練習期間中に膝を故障してしまい心配だったのですが、本番まで耐えてくれました。あんたは偉いよ。そして仕事が多忙な中練習に参加していた浦部くんもお疲れでした。そして、スタッフで動き回っている間、ビデオを撮ってくれたゆいもありがとね。

ところで、イベントのトリを飾ったSUGUYAさんのチーム「侍」のパフォーマンスがすごかった!20分の大作ってのは聞いていたんだけど、いろいろな手法でダンスの可能性を探るアプローチがあって、まだ完全な状態ではないのかもしれないけど、目が釘付けでした。すごい、さすが!ああ、僕もあんな風に動きたい…。目指すべきカタチを目の当たりにして、ちょっと呆然としてしまいました。

今回はスタッフをやらせてもらったので、イベント全体を通してすごく楽しかった!基本的には、僕って裏方の方が性にあっているんだよね。スタッフ・パスを首から下げて、会場をウロウロしていることも多かったんだけど、何人もの人から「手塚さん」って声かけてもらったのが嬉しかった!
みなさんお疲れさまでした&ありがとうございました!12/30「1999 FINAL COUNTDOWN」では、またスタッフとして参加します(NEXUSは17日だけの出演なので)。横浜ベイホールでお会いしましょう!



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