Diary
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DOG YEAR/国際映画祭 1997-11-09
「ドック・イヤー」は、デジタル業界の進歩の早さをたとえて言う言葉。人間の1年は犬の7年にあたる、ということです。
いやー、今年は自分にとってもドッグ・イヤーでしたねー(今年分は充分に働いたから年内はもう働きたくない、というのを婉曲的に言っている)。

10月はYAMAHAの東京モーターショー・スペシャル・サイトの制作にかかりきりでした。連日の深夜残業&宿泊で、この『Diary』もすっかり野ざらし状態。
ほとんど生活がない1カ月でしたが、連日のように頭を悩ませる問題やトラブルが発生して、書きたいネタは山ほどあるんです(笑)。そのうち書いて残しておきましょう。反省も含めて。
まぁ、そのモーターショー・サイトは、アクセス数としてきちんと成功値を出せたので、よかったよかった(ほっ)。
これでほとんど燃え尽きてしまいましたけど(笑)その後も、手をつけられなかった他の作業を追っかけでやっつけていくうちに、すっかり灰になっちまいましたとさ(とほほ)。

でもね、そんな状況であっても、FUNKのレッスンに週一回は出ていたんだよねー。 偉いよなぁ。
内心、こんなに身体がフラフラなのに、どうしてこんな激しい運動してるんだろー?とか思ってるんだけど、瞳孔開きっぱなしのハイになりたい一心でねー(爆)

11月に入ってからは、徐々に元の生活に戻りつつあります。相変わらずの終電帰りですが、休日(休めるってなんてステキなんだ!)にはちゃんと東京国際映画祭におもむいて4本観てきました。
ジェームズ・キャメロン話題の新作『タイタニック』や、ブラッド・ピットの新作『セヴン・イヤーズ・イン・チベット』は、チケット発売数時間でソールド・アウトしてしまって観られませんでしたが、密かに映画祭中一番の話題作と言われたインドのマサラ・ムービー『ムットゥー・踊るマハラジャ』は観てきました!
いやはや凄いですぜ、旦那。唖然としました!
インド料理屋さんの店内にあるモニタで、延々とミュージカルみたいなビデオが流れていたのをみたことない?あのノリがそのまんま大スクリーンで、しかも3時間近くやってるんですよ。その濃さに目眩がしそうでした(^^;
ハリウッド製超大作よりも、新鮮な映像体験というポイントを高く評価する僕ですが、そんな意味ではこの『ムットゥー・踊るマハラジャ』は、超新鮮な映像体験を与えてくれました。信じられないカメラワーク、時制、映像文法なんかおかまいなし!さらに、けっこうFUNKなダンスや、地平線のはるかかなたまでエキストラがいるモブシーン!象さんもいっぱい!見所だらけです。
東京ではシネマライズでの公開が決まったそうですが、これからブレイクしそうですね>マサラ・ムービー(う〜ん。あんなオシャレな映画館でこれを公開するとは、勘違いかもしんないけど)。

あとインターナショナル・コンペティション部門で『パーフェクト・サークル』、ヤングシネマ部門で『ジャンク・メール』を観ましたが、両作とも各部門でグランプリを受賞しました。なんかトクした気分。
ほんとは、あと3本観たかった映画があったんです。
1つは『オーガズモ』という、悪人を快楽死させるヒーローもの。あと1つは、『トレイン・スポッティング』以来勢いのあるイギリスの若手監督作『シューティング・フィッシュ』。最後に日本から出品されていた『CURE(キュア)』というサイコ・サスペンス。そのうち公開されるでしょうから、チャンスがあったら観ることにしましょう。

あとは、弟夫婦に長女が誕生したり、職場の裏の工事現場で事故があって、周辺地域一帯停電になってしまってサーバーが危険にさらされたり、考えてみればいろいろありました。詳しく書いているとすっごく長くなりそうなので、またの機会に。

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