Diary
Return
お気楽極楽 1997-11-13
大学時代、オールナイトでクレイジーキャッツの映画を観るのが流行った。
シネマスコープの画面いっぱいに出るタイトルのデカさからして、で、でかい〜!ってハイになっちまう。
人生をお気楽に泳いでいく植木等のキャラクターに、人生の大先輩をみる思いがしたものさ。そんなワケでリクルート活動の時、履歴書の「尊敬する人」欄には、植木等、と書きまくっていた。いまから考えると、スチャラカした、サラリーマンをなめとるヤツだと思われていたかもしれない。だいたい、尊敬する人が履歴に何の関係があるのかも疑問だけどさ。知らない方が身のためという場合もある(笑)

考え方ひとつで苦にならないことばかりだったら、結構お気楽に生きていけるかもしれない。でも、人生をお気楽に生きていくのに障害になっているもの、いろいろございますね。

そういう意味では法律ってのは、個人の都合なんか融通してくれない、いけずなヤツの代表だよね。ま、融通が利いたりしたら法律にならないのかもしれないけどさ。「そこをなんとかしてくださいよ〜」で成り立っている実社会とは、あまりにも別次元だなぁ、と思ったのでした。

法律といえば、ネットにおけるコンテンツの著作権について、いろいろ動きがありますね。ネットは生き物だし、パブリックな存在だから、これまでの著作権仕様ではすぐに不都合が出てきそう。しょっちゅうアップ・グレードしていけるものじゃないとね。
日本新聞協会の「著作権問題の基本的な考え方」に記されている、リンクにまで事前告知を義務づけるようなやり方って、どうだかなぁ(こういう公のページで機種依存文字の丸付数字を使うなよ。化けてるぞ)

今日は、バッテリー切れみたいな状態になって、会社をおやすみして一日寝ておりました。ひさしぶりにTVをぼ〜っと眺めていたら、深夜帯以外でもヘンなCM結構やってるね。
個人的に意味不明な怪しいものってスキなんですけど、CMや広告でそういうものを目にすると、「これ、どうやってプレゼン通したんだろ?」ってとこに興味がいってしまう。あまりに下らない映画を観たときも、「これ、どう内容を説明して資金集めたんだろ?」ってとこに興味が行くし。
そこにこそ、計り知れないお気楽パワーが潜んでいるような気がするんだ!

RETURN