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世界一周の本 98-03-12
生活サイクルの関係から、なぜか必ず観てしまうTV番組ってありますよね?
日曜日の夜にTBSで放送されている『SONY PRESENTS 世界遺産』が、僕にとってそんな番組です。日曜日の夕方にJ-WAVEでオンエアされている『サウジ・サウダージ』もなぜかいつも聴いてる。
日曜日は、世界を感じろ!って背後霊がささやいているのかな?

古い遺跡や、異国文化って、昔からすごく惹かれるんです。
とはいいつつ、僕はインドア派ですから、旅行へGO!とはいかないのね。モニタやスピーカーから、異国を感じるのがちょうどいいのかもしれないな。

格安世界一周お二人様ご一行表紙 僕の大学時代の先輩にあたる山下泰司/柴田靖子ご夫妻が、10カ月かけた世界一周旅行のエピソードを本にまとめました。 講談社ソフィアブックスシリーズ『格安世界一周お二人様ご一行』がそれです。
東南アジアからネパール、トルコ、イギリス、フランス、アフリカ、ニューヨーク、ブラジルと西へ西へと進む旅。
この本の特長は、どんなものにいくらかかったかという家計簿を軸に、個人ホームページの日記を見るような感覚で各エピソードを読んでいけるところ。間に挟み込まれる柴田さんの描くイラストが、いい味出しています。
貧乏旅行で、修行僧のように辛い旅というわけじゃなく、自分たちの楽しみを味わいながら、ごく普通の人たちが世界一周するとなると、どういう形になるのか?がすごくわかりやすく書かれています。家計簿というのが、いい切り口ですね。
分母の同じ人が書いているから、クスクスとしてしまう描写も多く、楽しめました。

実は、もう一冊夫婦で世界一周した本が出ています。『バックパッカーパラダイス』というのがそれ。こちらはマンガで綴られたもので、著者であるさいとう夫婦のダンナの方は、かつて僕と同じ会社に勤めていたデザイナーさんなのでした。
う〜ん。みんな世界しているなぁ。ああ。頭の中に『SONY PRESENTS 世界遺産』のテーマミュージックが流れる〜。


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