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満開の桜の下 98-04-04

夜桜 すっかり春になりましたなぁ。
冬眠から目覚めたかのような、ウキウキした気分になります。
酒を飲んでのドンチャン騒ぎって、僕のキャラクタには合っていないんで、お花見って参加しないんですよ。僕って、ほら、クールだから(笑)
お花見が苦手のもうひとつの理由は、満開の桜って気を狂わせるようなものを感じるんだよね。「桜の木の下には死体が埋まっている」と言ったのは梶井基次郎ですが、満開の桜って、死と狂気のパワーを発散させているような気がする。
ああ。僕って、ナイーヴ(笑)

でも今日は、絶好のお花見日和。お花見のメッカ上野公園に、桜と宴会見物に行ってきました。陽光の下で見る満開の桜は嫌ですが、夜桜ってけっこう好きなんです。
お花見の名所って、提灯が下がっていたりライトアップされてたりするでしょ。 すると、あの微妙な桜の花の色が、ほんのりと赤みを帯びて、ちょっと淫靡な世界を作り出すんだよね。それがけっこう気持ちいい。埋め尽くす花にグラデーションを投げかけているのがいい。
あ、勝手に言ってろ、ってな顔してますね?あはは。

桜と僕 関係ないのですが、来週から1週間ニューヨークに行くんです。
それで、いい機会だからってんで、外国人のおじさん(よくマッサージしてもらうおばさんのダンナさん)に、英会話を習うことにしたんです。いやぁ。全然喋れませんね(泣)
というか、とっさに出てくるボキャブラリーがあまりに少ない!短い!
久しぶりにひいた辞書をみて、ああ、こういう言い回しあったよなぁ、と忘却の彼方から記憶を引っ張りだして感動しております。
ダンスと同じで、続けていれば、そのうち慣れてくるでしょう。がんばらないと。お習いごとが次々と増えていって、まるでOLのようだわ。うふふ。



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