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こんなところまでおいで下さるなんて、あなたも相当ディープなお方。
1997年の今頃(7月22日)、あるBBSに書き込んだテキストが、本人の全く記憶にない、いわゆる記憶の欠落時に書いたものでした。
飛んでいるとき、なにもこんな理屈っぽいこと考えてなくてもいいのに、と思ったものですが、これを読んだ方々からは意識が解放されていていいよ、というレスポンスをいただきました。あは。
あなたはどう読む?このテキスト。
TITLE:サンプリング 97/07/22
04:11:36 |
アレンジングによるリミックスによって、
映像の運命線は新たに刻みこまれていきます。
それは、心象風景のようにとりとめがなく、
グラフィックスのように直線的なものだったりします。
人の目を借りて幻視しているかのような
網膜をネットでつないで共同受信しているような
バーチャルな体験が、ストーリーの上を滑っている。
映画を観るという行為は、時にこんな集団トランスを
味わえることが醍醐味だったりしてね。 |
TITLE:クライムとグラフィックス 97/07/22 04:12:11 |
感覚を高速にスキャンさせることで、
現実のリアル感が増幅し、クライムが作り事のように
感じられます。
でもそれは、スキャンしているからこそであって、
ダイレクトに受信してしまったら、
犯罪は、いつのまにか共犯の位置にいたりします。
写真でなく、グラフィックスだったら、
自分だけの世界で完結する?
いや、増幅された不安は、感染力も大きいかもしれない。 |
NOTE:改行位置含め、原文そのまま |