NHKの台風情報をぼ〜っと眺めながら、どうやって駅まで行こうかなぁ、って考えていた。すると急に屋根を打つ雨の音が静かになって、あれ？と思って窓を開けてみたら、急に小降りになった雨と遠くには青空が見えていた。

僕の会社で、流行りのウィルスに感染しているMacが発覚しました。
そのウィルスは、「Auto Start 9805-C」というやつで、DTP業界を中心に猛威をふるっている「Auto Start 9805」というウィルスの亜種（C型）でした。
CD-ROMを自動再生する設定になっているPowerMacintoshにだけ感染する「Auto Start 9805」は、現在亜種や変種を含めてA〜F型まで存在するらしいです。
A、B、E型は特定の拡張子と特定のデータ容量以上のデータを破壊してしまう恐ろしいヤツで、主に日本語フォントが全滅しちゃうのがやっかい。
でも、C、D型は、増殖はするけどファイルの破壊は行なわず、すでに「Auto Start 9805」に感染していた場合にはそれを削除するらしい。

元々の感染源は、大阪のデザイン会社から送られてきた、クォークのデータが入ったMOディスク。
まぁ、感染したのが＜無害＞とされているC型で良かったものの、Macが繋がっているネットワークを一時止めて、ウィルス検出／駆除する作業は、めんどいものでした。
そのマニュアルを作るのもめんどかったわ（涙）
すでにネット上では「Auto Start 9805」についての情報が伝わっており、フリーの駆除ソフトも存在しているので助かりました。

ともかく台風一過。
Windowsと違ってウィルスの危険が少ないと言われてきたMacの世界でも、最近はいろいろ出回っているようなので、気をつけないとね。