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クリスマスと言われてもねぇ… 1998-12-24
BORDER

クリスマスカード
もぉーろびとぉ、こぞぉりぃてぇ〜♪
ってヘンな歌だと思いませんか?耳から入る語感のことを考えずに、無理矢理日本語をあてはめたんだろうなぁ。
主は来ませり♪の部分なんて、「シュワッキマセリ」って呪文みたいだし。日本語に聞こえないよ。ヘンなの。

ということで、クリスマス・イヴです。
みなさま、いかがお過ごしですか?
僕はキリスト教信者でもないし、お仕事でそれどころじゃなかったから、世の中がクリスマスしているのを「ふ〜ん」って横目でみていました。
この時期、忘年会やクリスマスとは無縁で仕事しまくっていると、自分が売れっ子芸能人のような錯覚に陥りますね。
この時期ヒマだなんて、あんたってば売れてないのねぇ〜!などと毒づいてみたくなります(涙)

深夜、車で移動していると、タクシー待ちの一群が手をだらしなく挙げて、ワラワラと車道に出てくるんだよね。まるでバイオハザードのような光景。次々と跳ね飛ばしてやりたくなります(^^;
さらに、車の窓に「Merry Christmas!」なんてスプレーで描いているヤツもいたんですよ。その脳天気さかげんに思わず、「そんなにジーザスのファンなら、着ているものはぎとって、腰布一枚にしてやろうかぃ!ついでに手をハンドルへ釘で打ちつけて、足の甲もアクセルに釘付けしてやろうぞ!」と口走ってしまいました(^^;
またまたさらに、職場近くの勝どき橋の上では、ライトアップされた東京タワーを眺めながらカップルが何組も抱き合っているんですよ。そのままのけぞって河へ落ちろ!って言いたくなりますね(^^;

そんな、いじわるばーさんのような思考回路の僕ですが、自分はちゃっかりクリスマスっぽいことをしていたのでした(笑)。23日の夜時間を裂いて、ゆいと銀座ボーノボーノでクリスマス・ディナーをとったのです。結婚前から続いている毎年恒例の行事です。
なにかと忙しいこの時期に、ゆっくり2時間以上かけてスペシャル・メニューを楽しむのは至福の時間。
今年は、シェフがイタリアの修行から戻ってきたこともあってか、アイデアに富んだ料理が続きました。しかも、どれも涙目になるほど異様においしい!
ディッシュが運ばれてくる度に、どんな食材を使ってどう調理したかをギャルソンが説明してくれるのね。「ホロホロ鳥をローストいたしました」という説明の時、これまで一度も口にしたことのない「ホロホロ鳥」という言葉に反応してしまい、「ホロホロホロホロ…」と鳴いてしまいそうになるのをぐっと堪えました(^^;
毎年のことなので、こっちが季節感を喪失していても、ちゃんとご案内状を送ってくれます。ぎりぎりになっての予約でも、窓際のいい席を用意してくれているので、うふふふです(^^)

「伊東屋」では、早くもディスプレイを正月用に変えていました。
をいをい、クリスマスは明日だってば(^^;
日本の年末ってほんとにヘンな感じ。
銀座エリアにあるショップのクリスマス・ディスプレイは、不況感に覆われながらも力の入った作品が並んでいました。いくつか目に留まったものを、「SCARP BOOK」にまとめましたのでご覧ください。




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