映画『エンゼル・ハート』を読む[9]

1日のうち、ちょっとずつ時間を割いて、じっくり『エンゼル・ハート』をなめるように見続けた、この約1カ月余り。仕事でもないのに労力をかけたものです(苦笑)
1ページ目にも書いたのですが、〈自分という存在の不確かさを感じたとき〉に観ると、妙に気持ちにシンクロしてくる映画です。自分が自分でない可能性の恐怖は、自分に自信を持てなくなっている時には、かえって支えになるようです。
『エンゼル・ハート』は、ウィリアム・ヒョーツバーグの『墜ちた天使』を映画化したものです。お気に入りの映画と出会えたなら、その原作にも手をだそうというものですが、映画からどれだけのことを読み取れるかに挑戦するまでは、原作を読まずにいよう、と心に決めていたのです(笑)これでやっと原作を読むことができます。もしかしたら、とんでもない思い違いをしていたかもしれないですね。どきどき。
ところで『エンゼル・ハート』は、現在ハリウッドでリメイク版が制作中です。
アラン・パーカーの映像センスとミッキー・ロークの魅力によって、奇跡的な映像化が成し遂げられた今作。題材としては魅力的なのですが、あえて作り直すというのは、無謀な試みに思えます。どうなるのでしょうか?

エンドクレジット
アコーデオン式エレベーターの扉が勢いよく閉じる。影が壁に長い影をおとす。
エレベーターの中にいるハリー。エレベーターは下降している。──Main キャストクレジット1──
下降していくエレベーターの俯瞰映像。
──キャストクレジット2──
──キャストクレジット3──エレベーターの側面を写す映像。
──キャストクレジット4──
──Toots Sweet Band, Tap Dancersのクレジット──
──ブードゥードラムとミュージシャンのクレジット──
──ブードゥーダンサーのクレジット──下降していくエレベーターの俯瞰映像。
──Mainスタッフクレジット1──
──Mainスタッフクレジット2──
──Mainスタッフクレジット3──
──Mainスタッフクレジット4──
──Mainスタッフクレジット5──
──Mainスタッフクレジット6──回転するワイヤーの滑車。
──スタッフクレジット7──
──スタッフクレジット8──
──スタッフクレジット9──
──スタッフクレジット10──下降してくるエレベーターのあおり映像。
──スタッフクレジット11──
──スタッフクレジット12──
──スタッフクレジット13──
──スタッフクレジット14──エレベーターの中に立つハリーの横顔。影が顔を覆い隠していく。
下降するエレベーターから見える、上に遠ざかっていく壁面。──スタッフクレジット15──
──スタッフクレジット16──
──スタッフクレジット17──
──スタッフクレジット18──
──スタッフクレジット19──エレベーターが降下してくる正面からの映像。鉄製の格子の影が、美しく周囲の壁を移動していく。中に立っているハリーの姿はすっかり影になっている。
──スタッフクレジット20──
──ロケ地クレジット──
──サクソフォンプレイヤーのクレジット──
──使用楽曲のクレジット1──
──使用楽曲のクレジット2──
──使用楽曲のクレジット3──
──テクニカラー/PANAVISION/DOLBY STEREO──どこまでも降下するエレベーター、影となったハリーは天上を見上げている。
──メインロケ地──
──Copyright──
──これはフィクションです。のテロップ──
──法的了承のテロップ──回る滑車に寄っていくカメラ。滑車が止まる。
停止したエレベーター。中のハリーは、少しだけ天へ顔を傾ける。
[END]
監督・脚本:アラン・パーカー
出演:ミッキー・ローク、ロバート・デニーロ、シャーロット・ランプリング
1987年/アメリカ映画/113分/画面サイズ:1.85:1 >>IMDb
*上映用プリントとして70mm 6ch Stereo版も制作された。
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